シリンダーヘッドが井上ボーリングから面研磨加工から返ってきました(≧∀≦)

ウヒョ~こりゃテンション上がるぜ!

いつぞやの進角や今回のハイカムが高回転チューンだとしたら、いつぞやのウオタニコイルや今回の圧縮比アップは低回転トルクアップが狙いです。セロー250の圧縮比は元々9.5:1と低いのですが、これは誰にも扱いやすい穏やかな出力特性にしたため。本来の空冷SOHCシングル250ccのポテンシャルは封印されていると思うので、圧縮比を同クラスのオフ車としてはそこそこの10.5:1に上げてみることにしたのです。

DG17J(2008年式)以降であればワイセコから出ているハイコンプピストンに換えればその圧縮比になるのですが、DG11J(2005~2007年式)は小径ピストンピンのため適合せずヘッド研磨しか方法がないのです。

厳密に言えば、ヘッド研磨するとタイミングチェーンの長さが少し余ってバルブタイミングがずれるだの何だのという問題もあるらしいですが、そんな事は実際にエンジンがおかしくなってから考えればいいという事でw

さて、今度はカーボンが堆積したままの燃焼室を綺麗にしちゃいましょう。KUREのエンジンコンディショナーをぶっかけて12時間放置プレイ開始!

ケミカルの力でカーボンが柔らかくなってきたところで、金属ブラシやスクレーパーでガリガリ落とします。

小一時間カーボンを削りまくって、ここまで綺麗になりました。本当はバルブも取って徹底的にピカピカにしてポート研磨もしてみたかったのですが、残念ながらバルブスプリングコンプレッサーが無かったので断念。

カーボンで真っ黒だった排気ポートは、エキパイ側からシュコシュコ綺麗にしましたとさ。

バルブガイド換えたかったな…

(つづく)