エンジンチューン⑩

いよいよWPC処理を施したハイカムが登場!

こちらも他のパーツ同様に、全体的に外観はつや消しグレーに変化しています。エンジンに組み付けるためにはこのハイカムの画像奥側にOリング(93210-11453)、そして手間側にアウターカムベアリング(ヤマハ純正品は単品入手不可)とダウエルピン(93604-10011)を予め組み付ける必要があります。

Oリングはゴム製のため素手で簡単に着けられるのですが、アウターカムベアリングとダウエルピンの取付が我々サンデーメカニックにとって鬼門となります。

まずはアウターカムベアリング。パーツリストを参照しても部品番号が設定されていないため、単品で入手できません。かといってノーマルカムからベアリングプーラーで外して歪んだものを移植したくもないので、純正同等品(KOYO・6005)を別途入手しておきます。

安心のMADE IN JAPAN!

ベアリングをハイカムに圧入するには、直接ハイカムに嵌まるベアリング内輪側に圧力を掛けて押し込みます。このとき内輪からひょっこり頭を出すハイカムのシャフトか邪魔なため、内輪だけに当たる塩ビパイプをホムセンで入手しておきます。

ハイカムにベアリングを仮組みしたら、塩ビパイプを当てた状態で挟み込んでゆっくり挿入していきます。バイク屋のような油圧プレスが無くても、このように万力で代用すればいけます。

ダウエルピンも万力で圧入します。

圧入し始めるまでは自重で「カコーン!」と簡単に落ちてしまうためストレスかマッハに(笑)。ここは上下方向に挟む油圧プレスには敵いません。

そんなこんなでハイカムにいろいろ着きました。これであとはエンジンヘッドに組み着けるだけ。ハイカムを組み着けたバイクはこれで3台目ですが、どれもエンジンの性格がガラッと変わるのでテンション上がりますフヒヒ…!

はやる気持ちを抑えつつ、組み付ける前にノーマルカムと比べてみましょう。

まずはノーマルカムの外観。

扱いやすいエンジンらしく、カム山も大人しい形をしています。

続いて今回組み付けるハイカム。

比べてみると明らかにカム山が大きくなっています。大きなリフト量、オーバーラップの大きな作用角でまさしくファインチューン向けのプロファイルとなっているようですが、セローオーナーの多い日本国内のアフターパーツブランドからこのようなハイカムが出てないのはもったいない気がします。

次は組み付け編!

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